2011年3月11日、東日本にマグネチュード9という観測史上最大の地震が発生し、
それに伴う10m以上の大津波が関東と東北地方の太平洋沿岸を襲(おそ)ったことは
今でも忘れることが出来ません。
津波に飲み込まれていく知人縁者、そしてふるさとの町、高台から見ていた人たちの心境は
いかばかりだったでしょうか。
死者、行方不明者は合わせて約19,000人という膨大(ぼうだい)な数と聞き及びました。
あれから2年、今も、住んでいた人たちが失われたふるさと、失われた我が町を前にして、
又、失われた肉親の墓を前にして、涙している姿がテレビ画面で映し出されています。
「あした浜辺をさまよえば、
昔のことぞしのばるる」
(唱歌:浜辺の歌)
そう、まさしく風の音、雲のさま、
月の色、星の影、みな昔と同じ
なのに、肉親の姿や
我家(わがや)がなくなっている
現実・・・・。
被災者達の心境を思いやると胸が締め付けられる思いです。
なにも出来ない私達ですが、今はただ、ただ、被災者達が心の痛手(いたで)、
体の痛手(いたで)、経済的痛手(いたで)から立ち直れるようお祈りするだけです。
今年も3月11日14時46分に
寺迫公園利用者の方々が
黙祷をしてくださいました。
ありがたいことです。
黙祷をしてくださった方々の
清らかな姿に思わず手を
合わせました。
助け合おう日本!がんばろう日本!
黙祷をしてくださった方々にはお礼と感謝を申し上げます。
ありがとうございました。