今冬の寺迫公園は雪化粧をよくします。
野球、テニス、エスキーテニスの練習も降りしきる雪の中で、という光景もたびたび見かけました。
大雪の朝、真っ白に衣替えした園内を巡回すると体の芯まで冷えますが、園路からは遠くに近くに、家庭の光が目に入って来ます。温(あたたか)な家庭だろうなと想像をめぐらし、心がほっこりします。
冬の夜も明けきらない午前7時、うす暗い中でテニスコートを掃除していると、どこからともなく良い匂いがしてきました。朝餉(あさげ)の準備をしているのでしょう。
其処彼処(そこかしこ)の橙色(とうしょく)の電灯も目に入り心の温(あたたか)さを倍加させてくれます。
2月4日は立春。寺迫公園の樹木にも小さな花芽(はなめ)が見えてきました。
如月(きさらぎ)と呼ばれる今月、まだまだ寒い日が続きますがほんの少し春の訪れを感じました。
如月(きさらぎ)と呼ばれる今月、まだまだ寒い日が続きますがほんの少し春の訪れを感じました。
今冬は暖冬と聞きましたが、なんのなんの、平年よりも寒い日が続きました。しかし、春の声、春の足音がそこまで来ました。
“冬来たりなば春遠からじ”の、言葉通り今年も確実に季節は廻(めぐ)ってきています。