寺迫公園のここかしこに
漂ってきました。
毎年この時期になると秋祭り
でしょうか、子供達の
“わっしょい”、
“わっしょい”、という
威勢の良い声が聞こえて
きます。
昭和53年頃の祭。まだハッピが、揃っていないところもありました |
――かれこれ30年以上も
前になるでしょうか――
入居してきた人たちが、“子供達に
「我がふるさと」を残さなくては”との
思いで、そして,
見知らぬ人同士の「ふれあい」
作りのため、夏祭り、秋祭りなどの
行事を提唱、主催されました。
見知らぬ人同士が集まり紆余曲折(うよきょくせつ)の苦労を乗り越えてやっと開催にこぎつけたと聞き及びます。
昭和50年代の寺迫公園 |
「元気にしとったん?」寺迫公園の周りでこのようなあいさつが聞こえてきました。
30年以上も経てば寺迫公園の樹木もすっかり大きくなっています。
チビッコ広場で遊んでいたその当時の子供達もすっかり大人になりました。そして、そのまた子供達がチビッコ広場で遊んでいます。
「お父さんも小さいときここで遊んだんだよ」
そんな会話が聞こえてきました。
ふるさと作りを提唱された方々も今はかなりの高齢になられましたが、このようなことを提唱し存続されたことに対して改めて「ありがとう」の言葉を言わせていただきます。
思い出の地としての寺迫公園の樹木も大きく生い茂ってきています。
どうぞ昔の苦労話の花を咲かせに来て下さい。
みんなに感謝された人生は面白かったものと拝察いたします。